ウインドシールド ガラス  取り付け

準備品一覧

1. スクレーパーなどを使用して、ウインドシールドガラスに残っている接着剤および両面テープを削り取る。(ウインドシールドガラス再使用時)
   

   ■ 注 意 ■

   塗面に傷がついた場合は防錆処理を行う。

2. ウインドシールドガラス外周を白ガソリンで清掃する。
   

   ■ 注 意 ■

   新品のウインドシールドガラスも必ず清掃する。

1. ボデー側に新品のウインドシールドガラスストッパNO.1を取り付ける。
   

   □ 参 考 □

   補給されているウインドシールドガラスストッパは、2ピースタイプのみなので1ピースタイプの車両も2ピースタイプを使用する。

1. 新品のウインドシールドガラスストッパNO.2の取り付け部に専用プライマーを塗布する。
   

   ■ 注 意 ■

   1. プライマーを厚塗りしない。
      
   2. プライマーが乾燥(約3分)後にウインドシールドガラスストッパNO.2を接着する。
      

2. ウインドシールドガラスの図の箇所にウインドシールドガラスストッパNO.2を取り付ける。
   
   

   ■ 注 意 ■

   ウインドシールドガラスストッパNO.2の取り付け方向を間違えない。

1. ウインドシールドガラスの図に示す箇所に新品のウインドシールドガラスリテーナを取り付ける。
   

1. 新品のウインドシールドアウトサイドモールディング取り付け部に専用プライマーを塗布する。
   

   ■ 注 意 ■

   1. プライマーを厚塗りしない。
      
   2. プライマーが乾燥(約3分)後にウインドシールドアウトサイドモールディングを接着する。
      





2. ウインドシールドガラスの図の箇所にウインドシールドアウトサイドモールディングを取り付ける。
   

1. 新品のウインドシールドガラスアドヘシブダム取り付け部に専用プライマーを塗布する。
   

   ■ 注 意 ■

   1. プライマーを厚塗りしない。
      
   2. プライマーが乾燥(約3分)後にウインドシールドガラスアドヘシブダムを接着する。
      





2. ウインドシールドガラスの図の箇所にウインドシールドガラスアドヘシブダムを取り付ける。
   

1. ボデー取り付け面清掃
   
   

   
   
   

   1. 車両側の接着剤に著しい凹凸がある場合は、ナイフで平滑にする。
      

      ■ 注 意 ■

      接着剤は、必ず少し残す。

2. ウインドシールドガラス取り付け前作業
   
   

   1. 吸引ゴムをウインドシールドガラスに取り付ける。
      

   2. ウインドシールドガラスをボデーに乗せ、ウインドシールドガラス上部およびサイド部の幅が均一(ボデーとウインドシールドガラス端部のすき間を均一)になる位置にセットする。
      

   3. ウインドシールドガラスおよびボデーパネル部にガムテープを貼り、ペンで取り付け時の合わせマークをつける。(新品時)
      

      ■ 注 意 ■

      室内からウインドシールドガラスストッパNO.1とウインドシールドガラスストッパNO.2がかん合していることを確認する。

      □ 参 考 □

      ウインドシールドガラスを再使用する場合は、合わせマーク位置の確認および修正を行う。

   4. ウインドシールドガラスを取りはずす。
      

   5. 車両側のボデー面が露出している(接着剤が残っていない)部分に専用プライマーを塗布する。
      

      ■ 注 意 ■

      1. プライマーを厚塗りしない。
         
      2. 接着剤には塗布しない。
         
      3. パネル継ぎ目およびスポット溶接位置は、特に注意して塗布する。
         

   6. ウインドシールドガラスの接着部全周に専用プライマーを下図のように塗布する。
      

      ■ 注 意 ■

      1. プライマーを厚塗りしない。
         
      
      
      2. 乾燥(約3分)後に接着剤を塗布する。
         
         
         
         
         
         





3. 接着剤のノズル先端を図のように切り取る。
   

4. シーラントガンに接着剤をセットする。
   





5. 接着剤を、ウインドシールドアウトサイドモールディングおよびウインドシールドガラスアドヘシブダムに沿って下図のようにビード状に塗布する。
   
   

   
   
   
   

6. ウインドシールドガラス取り付け
   
   

   1. 吸引ゴムを使用して、合わせマークを一致させてウインドシールドガラスを取り付ける。
      

      ■ 注 意 ■

      1. 室内からウインドシ－ルドガラスストッパNO.1とウインドシールドガラスストッパNO.2がかん合していることを確認する。
         
      2. ボデー側のプライマーが乾燥(約3分)後にウインドシールドガラスを取り付ける。
         

   2. ウインドシールドガラス前面を軽く押して、完全に密着させる。
      

      □ 参 考 □

      押し付け力:98N{10kgf}以上

   3. 接着剤が硬化するまで保護テープなどでウインドシールドガラスを押えておく。
      

7. コネクターを接続する。(ウインドデアイサー付き車)
   

1. 接着剤硬化後、車両外側から水をかけ、室内に水漏れのないことを確認する。
   

2. 水漏れが生じた場合は、乾燥させた後にスリーセメントブラックを充てんする。
   

3. ウインドシールドガラスの保護テープをはがし取る。
   

□ 参 考 □

ルーフヘッドライニングASSY前側(一部)を取り付ける。

1. バイザホルダを時計方向に90°回し、バイザホルダ2個を取り付ける。
   

1. スクリュー2本で、バイザASSY RHを取り付ける。
   

1. ツメ4箇所をかん合させ、バイザブラケットカバーを取り付ける。
   

1. アシストグリップカバー2個の各ツメ3箇所をアシストグリップにかん合させ、アシストグリップ一体にする。
   

2. アシストグリップの各ツメ2箇所をかん合させ、アシストグリップ3個を取り付ける
   

1. アシストグリップカバー2個の各ツメ3箇所をアシストグリップにかん合させ、アシストグリップ一体にする。
   

2. アシストグリップの各ツメ2箇所をかん合させ、アシストグリップ3個を取り付ける
   

1. コネクターを接続し、ルーフコンソールボックスカバーのクリップ13箇所をかん合させ、ルーフコンソールボックスカバーを取り付ける。
   

1. コネクターを接続し、マップランプASSYのクリップ4箇所をかん合させ、マップランプASSYを取り付ける。
   

1. コネクターを接続する。
   

2. 図のようにツメをかん合させ、位置決めをする。
   

3. 気泡が入らないように徐々にガラス面に貼り付ける。
   





4. ストッパーを押し込む。
   

   ■ 注 意 ■

   1. ウインドシールドガラスに、取りはずしたレインセンサのレインセンサテープが残っていないか確認し、残っている場合は取りはずす。
      
   2. シリコンコート面、ガラス面に直接指を触れない。
      
   3. ガラスの汚れを布などで清掃する。
      
   4. レインセンサテープは再使用可能だが、汚れ、損傷がひどい場合は新品に交換する。
      

1. ツメ2箇所をかん合させ、レインセンサカバーを取り付ける。
   

1. トルクスソケットレンチ(T15)を使用して、スクリューで、インナリヤビューミラーASSYを取り付ける。
   

   基準値

   T = 3.9 N・m{ 40 kgf・cm }

2. コネクターを接続する。
   

1. 前端部のツメから先に入れ、クリップ2箇所をかん合させて、フロントピラーガーニッシュ RHを取り付ける。
   

1. 新品のクリップAをガーニッシュ側に取り付ける。
   

2. 前端部のツメから先に入れ、クリップA、Bをかん合させてフロントピラーガーニッシュRHを取り付ける。
   

1. ウェザストリップのペイントマーク(白色)とボデーフランジのコーナー部(矢印部分)を合わせ、フロントドアオープニングトリムウェザストリップRHを取り付ける。
   

   ■ 注 意 ■

   取り付け後、コーナー部が浮いていないことを確認する。

   □ 参 考 □

   ペイントマーク部を先に取り付け、コーナー部に押し込むようにすると完全に取り付けることができる。

1. ウェザストリップのペイントマーク(黄色)とボデーフランジのコーナー部(矢印部分)を合わせ、フロントドアオープニングトリムウェザストリップLHを取り付ける。
   

   ■ 注 意 ■

   取り付け後、コーナー部が浮いていないことを確認する。

   □ 参 考 □

   ペイントマーク部を先に取り付け、コーナー部に押し込むようにすると完全に取り付けることができる。

1. ツメ5箇所およびクリップをかん合させて、フロントドアスカッフプレート RHを取り付ける。
   

1. ツメ13箇所をかん合させ、クリップ2個で、カウルトップベンチレータルーバを取り付ける。
   
   

   
   
   
   





2. ツメ2箇所をかん合させる。
   
   

   
   
   
   

1. ツメ2箇所およびクリップ3箇所をかん合させ、ボンネット(フード)ツウフロントフェンダシールLHを取り付ける。
   

1. ツメ2箇所およびクリップ3箇所をかん合させ、ボンネット(フード)ツウフロントフェンダシールRHを取り付ける。
   

1. ウインドシールドワイパモータASSYを自動停止位置に停止させる。
   

2. 丸やすりなどを使用して、ワイパアームセレーション部を清掃する。（再組み付け時）
   

3. ワイヤブラシを使用して、ワイパピボットセレーション部を清掃する。
   





4. 図の位置にくるように、フロントワイパアーム＆ブレードASSY　RHをフロントワイパアームナットで取り付ける。
   

   基準値

   T = 21 N・m{ 214 kgf・cm }

   □ 参 考 □

   アームヒンジ部を手で押さえながら、フロントワイパアームナットを締め付ける。

1. 丸やすりなどを使用して、ワイパアームセレーション部を清掃する。（再組み付け時）
   

2. ワイヤブラシを使用して、ワイパピボットセレーション部を清掃する。
   





3. 図の位置にくるように、フロントワイパアーム&ブレードASSY　LHをフロントワイパアームナットで取り付ける。
   

   基準値

   T = 21 N・m{ 214 kgf・cm }

   □ 参 考 □

   アームヒンジ部を手で押さえながら、フロントワイパアームナットを締め付ける。

4. 水またはウォッシャ液をガラスにかけながらフロントワイパを作動させ、ブレードの拭払状態およびボデーと干渉しないことを確認する。
   

(要領は参照)