ブレーキ ペダル サポート  調整

準備品一覧



1. ブレーキペダル高さ点検·調整

■ 注 意 ■
フロアカーペットをめくった状態で点検·調整を行う。



    G033516J01
  1. ブレーキペダル高さ点検

    基準値
    117.1±5mm(EAパッド上面から)

  2. ブレーキペダル高さ調整

    1. コネクターをストップランプスイッチから切り離す。

    2. ストップランプスイッチのロックナットをゆるめ、スイッチを回してペダルを遊ばせる。

    3. クレビスロックナットをゆるめ、プッシュロッドを回してペダル高さを調整する。

      基準値
      117.1±5mm(EAパッド上面から)

    4. クレビスロックナットを締め付ける。

      基準値
      T = 26 N・m{ 265 kgf・cm }

    5. ストップランプスイッチのねじ端部とペダルのクッションのすき間が0.5-2.4mmになるようにスイッチを回し、ロックナットを締め付ける。

      基準値
      T = 17 N・m{ 170 kgf・cm }

    6. コネクターをストップランプスイッチに接続する。



2. ブレーキペダル遊び点検


    G033401
  1. エンジン停止後、ペダルを数回強く踏み込み、ブレーキブースタ内の負圧がない状態にする。

  2. ブレーキペダルの遊びを点検する。

    基準値
    1-2mm


    1. 遊びが1mm以下の場合は、ストップランプスイッチASSYのシャフトの出代を確認する。

      基準値
      0.5-2.4mm

      □ 参 考 □
      1. シャフトの出代が基準値を外れている場合は、ストップランプスイッチASSYのシャフトの出代を調整する。
      2. シャフトの出代が基準値内であれば、ブレーキペダルの遊びが1mm以下でも正常である。



3. ブレーキペダル踏み残りしろ点検


    C106772J01
  1. エンジン停止後、ペダルを数回強く踏み込み、ブレーキブースタ内の負圧がない状態にする。

  2. ブレーキペダルの踏み残りしろを点検する。

    基準値
    58.4mm以上(踏力490N{50kgf}時)(VSC有り車)
    78.9mm以上(踏力490N{50kgf}時)(VSC無し車)

    ■ 注 意 ■
    フロアカーペットをめくった状態で点検を行う。