ステアリングロックシステム  ダイアグノーシスシステム




  1. ダイアグノーシス機能について
    1. ステアリングロックECUは、システムに異常が発生した場合に自己診断異常をダイアグノーシスコードとして出力し、SST(TaSCAN)を使用することで読み取ることができる。

    2. ステアリングロックECUはボデー多重通信に接続していないため、SST(TaSCAN)への応答はトランスポンダキーコンピュータ(イモビライザーECU)を介して行われる。

    3. ステアリングロックECUは現在異常のみダイアグコードとして出力し、過去ダイアグは記憶しない。

      ■ 注 意 ■
      1. IG OFFの状態から、スマートエントリー & スタート関連のダイアグノーシスコードまたはデータモニタを確認する場合、いずれかのドアを開けてボデーECUのスリープを解除しなければ応答しない場合がある。
      2. コンピュータの記憶データが消去されてしまうため、ダイアグノーシスコードの確認、記録が終了するまで、ヒューズおよびバッテリー端子の取りはずさない。
      3. ステアリングロックECU系統以外の不具合原因によりダイアグノーシスコードを記憶する可能性があるため、他システムのダイアグノーシスコードも確認し、記憶しておく。