パワーウインドウシステム 運転席のレギュレータスイッチでウインドウ操作ができない |
手順1 | TaSCAN-アクティブテスト実施 |
アクティブテスト
TaSCANを使用して、マルチプレックスネットワークマスタスイッチASSY(D席パワーウインドウSW)のアクティブテストを行う。
項目 | 駆動 |
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パワーウインドウ | アップ/ダウン |
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NG | |
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手順2 | ワイヤハーネスまたはコネクター点検(入力電源) |
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電源電圧点検
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OK | |
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手順3 | パワーウインドウ レギュレータ モータASSY RH点検 |
パワーウインドウレギュレータモータASSY RH(D席)作動点検
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コネクター各端子にバッテリ電圧を加えたとき、モータがスムースに作動することを点検する。
測定条件 | 作動方向 |
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バッテリプラス←→1端子 バッテリマイナス←→2端子 | 駆動軸に対して右回転 |
バッテリプラス←→2端子 バッテリマイナス←→1端子 | 駆動軸に対して左回転 |
PTC(パワーウインドウモータ)作動点検
SST(トヨタエレクトリカルテスターのDC400Aプローブ)をパワーウインドウレギュレータモータASSY RH(D席)のコネクター2端子のワイヤハーネスにセットする。
パワーウインドウ(D席ドアガラス)を全閉にする。
全閉約60秒後、再度(初回時)マルチプレックスネットワークマスタスイッチASSY(D席パワーウインドウSW)をUP側へ操作し続けたとき、パワーウインドウレギュレータモータASSY RH(D席)の電流が約16-28Aから1A以下に変化するまでの時間を点検する。(遮断点検)
点検後約60秒後にマルチプレックスネットワークマスタスイッチASSY(D席パワーウインドウSW)を操作して、ドアガラスが下降することを確認する。(復帰点検)
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OK | |
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手順4 | ワイヤハーネスまたはコネクター点検(マルチプレックスネットワークマスタスイッチASSY-パワーウィンドウレギュレータモータASSY(D席)) |
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マルチプレックスネットワークマスタスイッチASSY(D席パワーウインドウSW)およびパワーウインドウレギュレータモータASSY RH(D席)のコネクターを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、マルチプレックスネットワークマスタスイッチASSY(D席パワーウインドウSW)およびパワーウインドウレギュレータモータASSY RH(D席)車両ワイヤハーネス側コネクター各端子間の導通を点検する。(端子配列は参照)
端子番号(端子番号) スイッチ←→モータ | 導通 |
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1(UP)←→2(U) | あり |
11(DN)←→1(D) | あり |
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OK | ||
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