EBD付きABSシステム フリーズフレームデータ/ダイアグ詳細情報 |
SST(TaSCAN)を使用して、システム作動時または異常ダイアグノーシスコード発生時の車両(センサー)状況を記憶し、表示させることができる。
システム作動時のフリーズフレームデータ
システム作動時にデータを記憶し、システム作動ごとに新しいデータが更新される。
最後にシステムが作動した時からのIG OFF→ONした回数を31回まで記憶し、表示する。
異常ダイアグノーシスコード発生時のフリーズフレームデータを記憶すると、システム作動時のフリーズフレームデータは消去される。
異常ダイアグノーシスコード発生時のフリーズフレームデータ
異常ダイアグノーシスコードが出力された場合、異常コード発生時のフリーズフレームデータを記憶する。
異常ダイアグノーシスコード発生時のフリーズフレームデータを記憶すると、記憶データが消去(ダイアグノーシスコード消去)されるまでデータ更新されない。
異常ダイアグノーシスコード発生時のフリーズフレームデータでは、フリーズフレームデータ記憶後のIG ON回数は記憶しない。
項目名 | 出力項目 | 状況 | 参考値 |
---|---|---|---|
RL輪 前進/後退 情報 | 車輪回転方向 | 前進または後退走行時 | 前進/後退 |
RR輪 前進/後退 情報 | 車輪回転方向 | 前進または後退走行時 | 前進/後退 |
FL輪 前進/後退 情報 | 車輪回転方向 | 前進または後退走行時 | 前進/後退 |
FR輪 前進/後退 情報 | 車輪回転方向 | 前進または後退走行時 | 前進/後退 |
車両スピード | 車体速度(km/h) | - | メータの速度表示 |
前後G | 車体速勾配(G) | - | -1.5-1.5 |
ストップスイッチ | ON/OFF | ブレーキペダル操作 | ON←→OFF |
データフリーズ後からのIG ON数 | IG ON回数 | - | 0-31 |
作動システム | 作動システム | - | ABS/無し |