パニック状態に陥ったドライバーは,緊急制動時に,ブレーキの操作速度は速いものの強く踏めず,小さな制動力しか出せないことがあります。(図中a)また,こうしたドライバーは,制動後半,ブレーキペダルを長く踏み続けられず,制動力が低下することもあります。(図中b)
「ブレーキアシスト」は,ブレーキが速く踏み込まれた場合,ドライバーの緊急制動の意志を推定し,あまり強く踏めない場合でも制動力を高めます。(図中c)
「ブレーキアシスト」は,作動後にドライバーが意識してブレーキを緩めた時には,制動力のアシスト量を減らし,違和感を低減します。(図中d)
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