カムポジションセンサー(G2信号)

検出精度の高い電磁ピックアップ式センサーを採用しました。カムシャフトが回転することにより,タイミングローター突起部とカムポジションセンサーのエアギャップが変化するためカムポジションセンサーのコイル部を通過する磁束が増減し,コイル部に起電力が発生します。この発生電圧は,タイミングローター突起部がカムポジションセンサーに近づく時と離れる時とでは逆向きになるため交流電圧として現れます。
カムポジションセンサを左右バンクのシリンダヘッドカバーに設けました。インテーク側VVT-iコントローラーに設けられたカム角センサープレートにより実カムシャフト位置を検出します。気筒判別はNE信号およびVVT信号の入力順序で判断します。