- アッパーボデー各部のフラッシュサーフェイス化はもちろんのこと,アンダーボデーにおいても床下の空気の流れをコントロールする各種整流パーツの設定および床下のフラット化により優れた空力性能を実現し,高次元の操縦安定性・高速走行時の直進安定性を確保しました。また,床下の風切り音も低減することにより,高速走行時の快適さの向上をはかりました。
- 構造と作動
- エンジンアンダーカバーおよびリヤフロアサイドメンバーカバーを設定するとともに,フロアパンについても形状を見直し,床下をフラット化することにより,高速走行時の安定性を確保しました。また,同時に風切り音の低減をはかりました。
- エンジンアンダーカバーの設定による床下先端部での空気抵抗の低減やリヤフロアパンの前方を下げてフューエルタンクとの段差を減らし,空気の流れをスムースに車両後方に導くものとするなど,高速走行時の安定性を確保しました。
- フロントおよびリヤタイヤ前にフェアリングを設定し,タイヤ前の空気の流れを整流することにより,タイヤへの空気の巻き込みを低減しました。これにより,タイヤ回りで発生する空気の流れの変動を抑制し,高速走行時における高次元の直進安定性を確保しました。
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