構造と作動

ルブリケーション全般

オイルポンプ

オイルフィルター

構造と作動

  1. オイルフィルター
    1. 一体成形オイルエレメントを採用しました。従来のオイルフィルターの内部構造を大幅に変更することにより,性能の向上をはかりつつ,小型・軽量化をはかりました。さらにフィルター内部構成部品のうち,リリーフバルブ以外を非金属製として廃棄時の分別性・可燃性に配慮しました。
    2. 仕 様
      型 式
      フルフロー式
      ろ過方式
      パルプ式
      ろ過容積  [cm3]
      90
      外径×高さ [mm]
      73.7×84.4
      リリーフバルブ開弁圧 [kPa{kgf/cm2}]
      100{1.0}

オイルパイプNO.1

チェックバルブ作動

  1. エンジン運転時
    1. シリンダーブロック内のメインホールから流れ込んだオイルは,スプリング力に打ち勝ってバルブを押し下げ,オイルパイプ内に流入します。

  2. エンジン停止時
    1. メインオイルホールからの油圧がない場合,バルブはスプリング力によってバルブシートに密着し,VVT-iからのオイル落下を防止します。この働きにより,エンジン始動時のVVT-i初期作動が良好に保たれます。