カムシヤフト オイルシ-ル(ヴェロッサ(1JZ-GTE)) 取替

    準備品一覧

  1. タイミングベルト取りはずし(要領は14-107 参照)
  2. プラグレジステイブコ-ドNO.1取りはずし
  3. プラグレジステイブコ-ドNO.2取りはずし
  4. プラグレジステイブコ-ドNO.3取りはずし
  5. イグニシヨンコイルASSY取りはずし(要領は18-14 参照)
  6. シリンダヘツドカバ-取りはずし
  7. シリンダヘツドカバ-取りはずし
  8. オイルパイプNO.1取りはずし
  9. カムシヤフトタイミングプ-リ取りはずし
    1. クランクシャフトタイミングプーリは図の位置にあることを確認する。
    2. カムシャフトのサービス用六角部を使用してボルトをはずし、カムシャフトタイミングプーリ(ライト)を取りはずす。

  10. カムシヤフトタイミングプ-リ取りはずし
    1. ボルトをはずし、カムシャフトタイミングオイルコントロールバルブを取りはずす。
    2. ■ 注 意 ■
      図に示す5本のボルトは、タイミングプーリギヤのバックラッシュを決定するものであるため絶対に取りはずさない。取りはずした場合は、カムシャフトタイミングプーリASSYで交換する。

    3. カムシャフトタイミングプーリ(ライト)を可変範囲内〔30°(60°CA)〕で左右に2−3回往復させ、カムシャフトタイミングプーリ(ライト)内のオイルをカムシャフトタイミングオイルコントロールバルブ取り付け穴よりウエス等で受ける。
    4. □ 参 考 □
      約20mLのオイルが吐出する。

    5. ストレートヘキサゴンレンチ14を使用して、ストレートスクリュープラグおよびシールワッシャーを取りはずす。
    6. ■ 注 意 ■
      • 少量のオイルがこぼれることがあるため、ウエスをプラグ下側にあてた状態で作業を行う。
      • ストレートスクリュープラグ取りはずし時、オイルがタイミング系部品にこぼれる恐れがあるため、必ず手順に従い作業を行う。

    7. カムシャフトのサービス用六角部を使用してカムシャフトを固定しておき、ソケットヘキサゴンレンチ10を使用してセットボルトをはずし、カムシャフトタイミングプーリ(レフト)を取りはずす。
    8. □ 参 考 □
      カムシャフトタイミングプーリ(レフト)のかん合が固い場合は、ブラスバーなどを介して軽くたたいて取りはずす。


  11. タイミングベルトカバ-NO.4取りはずし
  12. カムシヤフトベアリングキヤツプNO.1取りはずし
  13. カムシヤフトベアリングキヤツプNO,3取りはずし
  14. カムシヤフトオイルシ-ル取りはずし
    1. オイルシールを引き抜くようにして取りはずす。
  15. カムシヤフトオイルシ-ル取り付け
    1. 新品のオイルシールをリップ部からカムシャフトに挿入する。
    2. ■ 注 意 ■
      • リップ部を反転させない。
      • シリンダヘッド最深部まで確実に挿入する。

  16. カムシヤフトベアリングキヤツプNO,3取り付け
    1. カムシャフトベアリングキャップNO.3の図の箇所にシールパッキンブラック(直径2mm)を塗布する。
    2. カムシャフトベアリングキャップNO.3を取り付ける。
    3. 基準値
      T=20N・m{200kgf・cm}

      □ 参 考 □
      カムシャフトベアリングキャップNO.3のリヤ側のボルトはソケットヘキサゴンレンチ5を使用して取り付ける。

      基準値
      T=5.0N・m{50kgf・cm}


    4. SSTを使用して、オイルシールをシリンダヘッド最深部に押し入れる。
    5. SST
      09316-60011(09316-00011,09316-00051)

      ■ 注 意 ■
      SSTを強くたたかない。


  17. カムシヤフトベアリングキヤツプNO.1取り付け
    1. カムシャフトベアリングキャップNO.1の図の箇所にシールパッキンブラック(直径2mm)を塗布する。
    2. カムシャフトベアリングキャップNO.1を取り付ける。
    3. 基準値
      T=20N・m{200kgf・cm}


  18. タイミングベルトカバ-NO.4取り付け
  19. 基準値
    T=5.0N・m{50kgf・cm}

  20. オイルパイプNO.1取り付け
    1. オイルコントロールバルブフィルタをユニオンボルトに組み付ける。
    2. ■ 注 意 ■
      メッシュ部をさけフレーム部をつかむようにする。

    3. 新品のガスケットを介して、オイルパイプNO.1をカムシャフトベアリングキャップNO.3に取り付ける。
    4. 基準値
      T=55N・m{550kgf・cm}

    5. 新品のガスケットを介して、オイルパイプNO.1をシリンダブロックに取り付ける。
    6. 基準値
      T=55N・m{550kgf・cm}

    7. オイルパイプNO.1クランプ部をオイルポンプに取り付ける。
    8. 基準値
      T=9.0N・m{90kgf・cm}


  21. カムシヤフトタイミングプ-リ取り付け
    1. カムシャフトのストレートピンとカムシャフトタイミングプーリ(レフト)取り付け穴を合わせ、底突き感があるまでカムシャフトタイミングプーリ(レフト)を手で押し込む。
    2. カムシャフトのサービス用六角部を使用してカムシャフトを固定しておき、ソケットヘキサゴンレンチ10を使用してセットボルトを取り付ける。
    3. 基準値
      T=81N・m{810kgf・cm}

    4. カムシャフトタイミングプーリ(レフト)外周が軽く30°の範囲で回転することを確認する。
    5. シールワッシャーを介し、ストレートスクリュープラグをストレートヘキサゴンレンチ14を使用して、セットボルトに取り付ける。
    6. 基準値
      T=15N・m{150kgf・cm}

    7. 新品のOリングをカムシャフトタイミングオイルコントロールバルブに取り付ける。
    8. カムシャフトタイミングオイルコントロールバルブをカムシャフトベアリングキャップNO.3に取り付ける。
    9. 基準値
      T=8.0N・m{80kgf・cm}


  22. カムシヤフトタイミングプ-リ取り付け
    1. カムシャフトのサービス用六角部を使用して、カムシャフトタイミングプーリセットボルトを取り付ける。
    2. 基準値
      T=81N・m{810kgf・cm}

  23. シリンダヘツドカバ-取り付け(要領は14-94 参照)
  24. シリンダヘツドカバ-取り付け(要領は14-94 参照)
  25. イグニシヨンコイルASSY取り付け(要領は18-14 参照)
  26. プラグレジステイブコ-ドNO.3取り付け
  27. プラグレジステイブコ-ドNO.2取り付け
  28. プラグレジステイブコ-ドNO.1取り付け
  29. タイミングベルト取り付け(要領は14-107 参照)