DTC P0135/21 O2センサヒータ系統B1S1

準備品一覧

回路解説

(回路説明はXX-XXX 参照)

DTC No.
DTC検出条件
1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他
トラブルエリア
P0131/21
1.イグニションスイッチON
2.オキシジエンセンサヒータ回路の断線
3.1秒以上
4.2トリップ
  • オキシジエンセンサ
  • ワイヤハーネスまたはコネクタ(ヒータ回路系統)
  • エンジンコントロールコンピユータ

配線図

  1. (配線図はXX-XXX 参照)

点検手順

□ 参 考 □
S2000を使用して、フリーズフレームデータを読み取る。これはフリーズフレームデータが不具合発見時のエンジン移動状態の一部を記憶しているからであり、それらの情報がトラブルシュートを行う際に役立つ。

手順1
エンジンコントロ-ルコンピユ-タ点検(電圧点検)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. イグニションスイッチをONにする。

  2. SSTを使用して、エンジンコントロールコンピュータBコネクタ4(HT1A)端子−Bコネクタ17(E1)端子間の電圧を測定する。(端子配列はXX-XXX 参照)


  3. 基準値
    9−14V
      OK
      エンジンコントロ-ルコンピユ-タ点検および交換
      NG
      次の手順へ

手順2
オキシジエンセンサ単体点検

SST
09082-00030
09083-00150
  1. オキシジエンセンサコネクタを切り離す。

  2. SSTを使用して、オキシジエンセンサ2(HT)−1(+B)端子間の抵抗を測定する。


  3. 基 準
    11−16Ω
  4. SSTを使用して、オキシジエンセンサ2(HT)−4(E1)端子間の短絡を点検する。


  5. 基 準
    導通なし
      NG
      オキシジエンセンサ交換
      OK
      次の手順へ

手順3
ワイヤハーネスまたはコネクタ点検(ECU−オキシジエンセンサ)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. オキシジエンセンサコネクタを切り離す。

  2. エンジンコントロールコンピユータBコネクタを切り離す。

  3. SSTを使用して、エンジンコントロールコンピユータBコネクタ4(HT1A)端子−オキシジエンセンサコネクタ2(HT)端子間の導通を点検する。(端子配列はXX-XXX 参照)


  4. 基準
    導通あり
  5. SSTを使用して、エンジンコントロールコンピユータBコネクタ12(HT1A)端子−ボデーアース間の短絡を点検する。


  6. 基準
    導通なし
      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクタ修理または交換
      OK
      次の手順へ

手順4
ワイヤハーネスまたはコネクタ点検(EFIリレー−オキシジエンセンサ)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. バッテリマイナスターミナルを切り離す。

  2. オキシジエンセンサコネクタを切り離す。

  3. EFIリレーを取りはずす。

  4. SSTを使用して、EFIリレーホルダ3(+B)端子−オキシジエンセンサコネクタ2(+B)端子間の導通を点検する。


  5. 基 準
    導通あり
    ■ 注 意 ■
    EFIリレーホルダにテスタ棒などを当てて測定する場合は、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。

      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクタ修理または交換
      OK
      ECU電源系統点検(要領はXX-XXX 参照)