タコメーター不動、または正常に動かない

準備品一覧

回路図

点検手順

手順1
S2000−アクティブテスト実施(コンビネーションメータコンピュータ)

SST
09991-60101
09991-60300
  1. SSTを使用して、画面表示に従って操作を行ない、「アクティブテスト」画面を表示させて点検する。


  2. 基準

    [システム選択画面:ボデー多重システム(メーター)→アクティブテスト]

    項目名
    項目名解説
    点検項目
    参考値
    タコメータ
    回転数切り替え
    7000、6000、5000、4000、3000、2000、1000、0(r/min)
      NG
      コンビネ-シヨンメ-タASSY点検および交換
      OK
      次の手順へ

手順2
S2000−ECUデータモニター点検(コンビネーションメータコンピュータ)

SST
09991-60101
09991-60300
  1. SSTを使用して、画面表示に従って操作を行い、「ECUデータモニター」画面を表示させてコンピュータデータを点検する。


  2. 基準

    [システム選択画面:ボデー多重システム(メーター)→ECUデータモニター]

    項目名
    記号
    項目名解説
    点検条件
    参考値
    エンジン回転数
    ESPD
    エンジン回転数入力
    エンジン回転数
    メータ回転数とほぼ同期
      OK
      コンビネ-シヨンメ-タASSY点検および交換
      NG
      次の手順へ

手順3
S2000−ECUデータモニター点検(エンジンコントロールコンピュータ)

SST
09991-60101
09991-60300
  1. SSTを使用して、画面表示に従って操作を行い、「ECUデータモニター」画面を表示させてコンピュータデータを点検する。


  2. 基準

    [システム選択画面:TCCS→ECUデータモニター]

    項目名
    記号
    項目名解説
    点検条件
    参考値
    エンジン回転数
    ESPD
    エンジン回転数
    エンジン停止時(IG ON)
    0r/min
    エンジン回転数
    ESPD
    エンジン回転数
    エンジン一定回転時
    大きな変動がない
      NG
      EFIシステムへ
      OK
      次の手順へ

手順4
コンビネ-シヨンメ-タASSY単体点検(TACHO)
  1. 波形点検

    1. オシロスコープを使用して、コンビネーションメータASSYの各端子間の波形を点検する。(端子配列は05-1390 参照)


    2. 基準
      図に示す
      項目
      内容
      測定端子
      TACHO⇔ボデーアース
      計器セット
      5V/DIV、10ms/DIV
      測定条件
      暖機後、アイドル回転時
      ■ 注 意 ■
      コネクターを接続した状態で、コネクターの裏側から点検する。

      □ 参 考 □
      エンジン回転数が高くなるにつれ周期が短くなる。

      OK
      コンビネ-シヨンメ-タASSY点検および交換
      NG
      次の手順へ

手順5
ワイヤハーネスまたはコネクター点検(コンビネーションメータASSY−エンジンコントロールコンピュータ)(点検および注意事項は01-29 参照)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. 導通点検

    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、コンビネーションメータASSY⇔エンジンコントロールコンピュータ間ワイヤハーネスの導通を点検する。(端子配列は05-1390 、05-16 、05-102 、05-230 参照)


    2. 基準
      テスター接続
      項目
      基準
      TACHO⇔TACH
      導通
      導通あり
      NG
      ワイヤハーネスまたはコネクタ修理または交換
      OK
      エンジンコントロ-ルコンピユ-タ点検および交換