レインクリアリングミラー(ヴェロッサ) 調整
準備品一覧
レインクリアリングミラー点検・調整
点検
ミラー鏡面に散水したとき、水滴(水玉)にならず、薄い水膜(親水状態)になることを点検する。
□ 参 考 □
点検は左右で比較または新車などの正常な車両と比較する要領で行う。
次の場合は一時的にレインクリアリング効果が低下していることがある。それぞれの場合にも「洗浄する」「日射に当てる」ことで機能を回復することが可能。
車両保護ワックス除去剤が付着したとき
ワックスが付着したとき
素手で鏡面に触れたり、油の付着した布などで鏡面の汚れを拭き取ったとき
地下駐車場など、日の当たらない場所に長時間駐車したとき
洗浄
鏡面を水洗いし、泥汚れなどを落す。
カーシャンプー、ガラスクリーナーなどで鏡面を柔らかい布で洗浄後、十分な流水で洗浄剤を洗い流す。
■ 注 意 ■
ガラス撥水剤を使用すると機能が失われる。
スクレーパー、油膜取り剤(コンパウンドなど)で鏡面を擦らない。
シリコン配合のカーシャンプー、ガラスクリーナーを使用するとレインクリアリング効果が低下する。
紫外線照射
車両を屋外に3−5時間放置し、鏡面に紫外線(太陽光)を照射させる。
□ 参 考 □
ミラー表面のシリカ層は表面が凹凸状になっているため、洗浄のみではくぼみに汚れが残存しており充分な親水機能を発揮できない。そのため、紫外線を照射しセルフクリーニング効果でくぼみの汚れを化学的に除去する。