DTC　B1443/43　モードダンパ作動不良

点検手順

SST

09991-60101

09991-60300

1. ＳＳＴを使用して、画面表示に従って操作を行い、ＥＣＵデータモニターを点検する。




基準

ＥＣＵデータモニターの参考値が正常であることを確認する

［システム選択画面：ボデー多重システム→Ａ／Ｃ］

項目名 ［項目記号］	点検条件	参考値
吹出口ダンパー 実開度 ［BP］	モードコントロールおよびフロントDEFスイッチ操作時	FACE時：約-10.0％を表示 FACE／FOOT時：約11.0％を表示 マニュアルFOOT時：約31.0％を表示 オートFOOT時：約52.0％を表示 FOOT／DEF時：約74.5％を表示 DEF時：約110.0％を表示 オープン時：（54.5％）を表示
吹出口ダンパー 目標開度 ［BL］	モードコントロールおよびフロントDEFスイッチ操作時	FACE時：約-10.0％を表示 FACE／FOOT時：約11.0％を表示 マニュアルFOOT時：約31.0％を表示 オートFOOT時：約52.0％を表示 FOOT／DEF時：約74.5％を表示 DEF時：約110.0％を表示

OK	症状別一覧に示された、関連回路点検へ
NG	次の手順へ

1. コネクター６（ＤＥＦ）端子にバッテリーのプラス、７（ＦＡＣＥ）端子にバッテリーのマイナスを接続したとき、アームがＦＡＣＥ位置からＤＥＦ位置までスムースに回転することを確認する。


2. コネクター７（ＦＡＣＥ）端子にバッテリーのプラス、６（ＤＥＦ）端子にバッテリーのマイナスを接続したとき、アームがＤＥＦ位置からＦＡＣＥ位置までスムースに回転することを確認する。

NG	モ-ドダンパサ-ボ交換
OK	次の手順へ

手順3	ワイヤハーネスまたはコネクタ点検（エアコンディショナアンプリファイヤＡＳＳＹ−モードダンパサーボ間の点検）（点検要領および注意事項は01-29 参照）

SST

09082-00030

09083-00150

09843-18040

1. 点検前準備


1. エアミックスダンパサーボのコネクターを切り離す。


2. エアコンディショナアンプリファイヤＡＳＳＹのコネクターＡを切り離す。


2. ショート（短絡）点検


1. ＳＳＴ（トヨタエレクトリカルテスター）を使用して、エアコンディショナアンプリファイヤＡＳＳＹの車両ワイヤハーネス側コネクターＡ８（ＡＯＤ）端子⇔ボデーアース間の導通を点検する。（端子配列は05-869 参照）




基準

導通なし

2. ＳＳＴ（トヨタエレクトリカルテスター）を使用して、エアコンディショナアンプリファイヤＡＳＳＹの車両ワイヤハーネス側コネクターＡ９（ＡＯＦ）端子⇔ボデーアース間の導通を点検する。（端子配列は05-869 参照）




基準

導通なし


3. オープン（断線）点検


1. ＳＳＴを使用して、エアミックスダンパサーボのワイヤハーネス側コネクター６（ＤＥＦ）端子⇔７（ＦＡＣＥ）端子間を短絡する。


2. ＳＳＴ（トヨタエレクトリカルテスター）を使用して、エアコンディショナアンプリファイヤＡＳＳＹのワイヤハーネス側コネクターＡ８（ＡＯＤ）端子⇔Ａ９（ＡＯＦ）端子間の導通を点検する。（端子配列は05-869 参照）




基準

導通あり

NG	ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK	エアコンデイシヨナアンプリフアイヤASSY点検および交換