フロントシートベルト(ヴェロッサ) 廃却

    準備品一覧

  1. フロントシ-トアウタベルトASSYRH廃却(廃却車上)
    1. SRSエアバッグシステム・注意事項 取り扱い・作業上の注意(要領は60-1 参照)
    2. SRSエアバッグシステム・注意事項 電源切り離し(要領は60-1 参照)
    3. フロントドアスカッフプレートRH取りはずし(要領は76-12 参照)
    4. リヤドアスカッフプレートRH取りはずし(要領は76-12 参照)
    5. フロントドアオープニングトリムウエザストリップRH取りはずし
    6. リヤドアオープニングトリムウエザストリップRH取りはずし
    7. センタピラーガーニッシュLWR RH取りはずし(要領は76-12 参照)
    8. プリテンショナー作動
      1. 薄刃マイナスドライバーを使用して、コネクター(プリテンショナー用)のロッキングボタンを手前に引き出しロックを解除する。
      2. コネクター(プリテンショナー用)を切り離す。
      3. ■ 警 告 ■
        • アウタベルト取り付け部にガタがないことを点検する。
        • ベルトにたるみがないことを点検する。


      4. SSTのワニ口と端子をショートさせる。
      5. SST
        09082-00711
        09082-00770


      6. SSTをプリテンショナーに接続する。
      7. ■ 警 告 ■
        このとき全ドアおよびウインドゥは閉じる。

        □ 参 考 □
        SSTをプリテンショナーに接続する際、コネクター(プリテンショナー用)のロッキングボタンはロック状態にして接続する。

      8. SSTを車両からいっぱいに伸ばし、車両から5m以上離してバッテリを置く。

      9. 車室内および周囲の安全を確認し、SSTのワニ口をバッテリのマイナスに接続する。
      10. SSTの端子をバッテリのプラスに接続し、プリテンショナーを作動する。
      11. ■ 警 告 ■
        • 作動前に必ず車室内および周囲に人がいないことを確認する。
        • 作動前に必ず大きな声で作業場所周囲の人に注意を促す。

  2. フロントシ-トアウタベルトASSYRH廃却(廃却単体)
    1. SRSエアバッグシステム・注意事項 取り扱い・作業上の注意(要領は60-1 参照)
    2. SRSエアバッグシステム・注意事項 電源切り離し(要領は60-1 参照)
    3. フロントドアスカッフプレートRH取りはずし(要領は76-12 参照)
    4. リヤドアスカッフプレートRH取りはずし(要領は76-12 参照)
    5. フロントドアオープニングトリムウエザストリップRH取りはずし
    6. リヤドアオープニングトリムウエザストリップRH取りはずし
    7. センタピラーガーニッシュLWR RH取りはずし(要領は76-12 参照)
    8. センタピラーガーニッシュUPR RH取りはずし(要領は76-12 参照)
    9. フロントシートアウタベルトASSY RH取りはずし(要領は61-3 参照)
    10. プリテンショナー作動廃却方法
      1. 図の位置で、シートベルトを切断する。

      2. SSTのワニ口と端子をショートさせる。
      3. SST
        09082-00711
        09082-00770


      4. SSTをプリテンショナーに接続する。
      5. □ 参 考 □
        SSTプリテンショナーに接続する際、コネクター(プリテンショナー用)のロッキングボタンはロック状態にして接続する。

      6. コネクター(プリテンショナー用)側を上にして地面に置き、ディスクホイール付きタイヤ1本(タイヤ幅185mm)程度をかぶせる。

      7. SSTをプリテンショナーからいっぱいに伸ばし、5m以上離してバッテリを置く。
      8. ■ 警 告 ■
        • 作業は屋外の安全を確保できる平坦な場所で行い、住宅地などでは、なるべく作動はさける。
        • 作動音がかなり大きいため、事前に周囲の人に作動することを周知徹底する。


      9. タイヤ外側から半径5m以上の位置にパイロンなどで人が立ち入らないように囲む。

      10. 周囲の安全を確認し、SSTのワニ口をバッテリのマイナスに接続する。
      11. SSTの端子をバッテリのプラスに接続し、プリテンショナーを作動する。
      12. ■ 警 告 ■
        • 作動前に必ず車室内および周囲に人がいないことを確認する。
        • 作動前に必ず大きな声で作業場所周囲の人に注意を促す。

    11. プリテンショナー廃却要領
      1. 作動したプリテンショナーは、丈夫で透明なビニール袋に入れ密封し破棄する。
      2. ■ 警 告 ■
        • 作動したプリテンショナーは部位によっては温度が数百°C以上になっているため作動後30分以上放置しておく。
        • 作動したプリテンショナーに水などをかけない。
        • 作動したプリテンショナーの取り扱いは、防塵用保護めがねおよび手袋を着用する。
        • 作業終了時には、必ず手を水洗いする。
        • 絶対に未作動の状態でプリテンショナーを廃棄しない。