ヘッドランプASSY LH(ヴェロッサ) 調整
準備品一覧
ヘッドランプ光軸調整用紙作成(ロービーム)
厚手の白紙を用意する。
図の調整用スクリーンを作成する。
ヘッドランプ光軸調整前作業(ロービーム)
タイヤ空気圧を正規に調整する。(要領は28-1
参照)
運転席に1名乗車する。
エンジンを始動し、バッテリーを充電状態にする。
レベリングスイッチのダイヤルを0にする。
ヘッドランプ光軸調整(ロービーム)
テスターとヘッドランプレンズの距離を3mにする。
車両にテスターを正対させる。
ヘッドランプテスターをセットする。
ヘッドランプ中心にテスターの集光レンズ中心を合わせる(集光式ヘッドランプテスターの場合)。
テスターの角度調整つまみを上下、左右とも0にする(投影式ヘッドランプテスターの場合)。
ヘッドランプ中心にテスターの投影スクリーンを合わせる(投影式ヘッドランプテスターの場合)。
テスターの集光レンズ中心に調整用スクリーンの中心穴を合わせテープなどで貼り付ける。
他方のランプの光の影響を受けない処置をする。
■ 注 意 ■
光を通さないもので被う場合は3分以内とする。
ヘッドランプをロービームで点灯する。
スクリーンに照写されたビームの明暗分割線を基準線の位置に調整する。
□ 参 考 □
中心から右100mmの位置で約30mm。中心から右に離れるに従い、明暗分割線は下がる。
基準線から大きくはずれる場合は、明暗分割線を基準線の位置に調整し、再度ハイビームの光軸調整の状態に車両とテスターをセットして、ハイビームの光軸が検査基準内にあることを確認する。
基準
光軸方向
光軸ずれ量
下向きの振れ
前方10mで取り付け高さの1/5以内
左方向の振れ
前方10mで20cm以下
右方向の振れ
前方10mで20cm以下(右側の前照灯は10cm以下)
ヘッドランプ光軸調整前作業(ハイビーム)
タイヤ空気圧を正規に調整する。(要領は28-1
参照)
運転席に1名乗車する。
エンジンを始動し、バッテリーを充電状態にする。
ヘッドランプ光軸調整確認(ハイビーム)
ヒューズ(HーLP LH LOまたはHーLP RH LO)ヘッドランプライトコントロールコンピュータASSYのコネクターを切り離す。
使用するヘッドランプテスターの取り扱い要領に基づき、ハイビームの光軸を調整する。
■ 注 意 ■
エーミングスクリューは締め込む方向で調整する(緩め方向に調整する場合は、一度緩めてから再度締め込む)。
ヘッドランプ光度点検(ハイビーム)
光軸調整後ヘッドランプテスターで光度を点検する。
基準
12,000カンデラ以上