- 電気式ラッゲージドアオープナーシステムを全車に標準設定しました。
- トランクオープナーメインスイッチなどのセキュリティー機能を設定し,盗難防止に配慮しました。
- ラッゲージコンパートメントドアキーシリンダーを外から見えにくい場所および向きに配置し,見栄えに配慮しました。
- 機能
- インストルメントパネル運転席右下側(フューエルリッドオープナースイッチ右側)に取り付けられたラッゲージドアオープナースイッチを押すことにより,ラッゲージコンパートメントドアを開けることができます。
- セキュリティー機能
- 不正な方法で車内に侵入された場合などに備え,トランクオープナーメインスイッチをOFF(LOCK)操作することにより,ラッゲージドアオープナースイッチ操作によるオープン作動を禁止することができます。また,トランクオープナーメインスイッチはグラブボックスを閉じてキーロックすることにより,操作を禁止することができます。なお,トランスミッターによるワイヤレスリモートコントロール制御については,トランクオープナーメインスイッチの操作に関係なく作動します。
- ドアロックセキュリティー機能セット中(参照先 電気式ドアロックシステム−構造と作動
)には盗難防止のため,ラッゲージドアオープナースイッチ操作によるオープン作動を受け付けません。
- 構成部品
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- 作動
- トランクオープナーメインスイッチがON(UNLOCK)の状態でラッゲージドアオープナースイッチをONすると,MPXボデーコンピューターに内蔵のCPUが,ラッゲージドアオープン信号を入力します。これによりCPUは,Tr2をONするとともに,オープンリレーをONし,ラッゲージドアオープナーモーターを駆動することにより,ラッゲージコンパートメントドアを開きます。
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